世に性欲の秋、肉欲の秋とは言いましても、もっぱら性欲の低下が著しいトンガリです。
最近は社内で高齢者の性に関する調査なども進めていますが、自分の性欲度は60代以下なのではないかと心配になってしまいました。
60代男性の4割が「夜」も現役 http://sirabee.com/2016/08/18/149045/
あまりに心配で先日男性ホルモン「テストステロン」の値を病院で測ってみたのですが、そちらは意外と高い値でしたので、未だ原因不明です・・・。
話が横道にそれましたが、今回は2016年9月22日~25日に北京で開催された20th World Meeting on Sexual Medicine (WMSM)、(日本語では第20回世界性機能学会総会)についてレポートいたします。
WMSM オフィシャルサイトはこちら http://www.wmsm.org/
北京は期待を裏切ることのない霞み具合で、いつものように晴れた日でも太陽を裸眼で直視できました。今後万里の長城など行っても、まわりの景色が全く見えなくなってしまったりするのではないか などと余計な心配をしてしまいました。
Sexual Medicine=直訳すると性的な薬? と思いますが、性に関する医学ということで、日本語では「性機能」ということになるようです。
その名の通り性機能に関する世界中の医師等医療関係者が一堂に会する学会で、2年に1度世界各地で行われています。
今回学会初日にJSSM Symposium という日本性機能学会によるシンポジウムが開催されました。
日本の性機能の今を世に伝える というコンセプトのもと、TENGA製品を活用した性機能リハビリの件や、メンズルーペの件など、TENGAに関するだけでも5名の先生方にご発表を頂きました。
今回の学会のメインスポンサーはイタリアの製薬企業MENARINI社でした。
サブメインスポンサーは皆さんご愛用のバイアグラのメーカーであるPfizer社。
MINARINI社は早漏治療薬 をメインにプロモートしていました。
こちらがブース展示の様子です。
早漏の話になるとまた長くなるので今回ばかりは止めておきますが、早漏って本当に多くの人が世界中で悩んでいて、特に欧米では早漏が原因で夫婦関係にひびが入り離婚にまで発展してしまうほど深刻な問題なのです。
日本でも自覚症状として早漏だ という人は多いと思いますが、それで病院に行こう という人はほとんどいないでしょう。それが欧米やアジア各国では深刻な家庭問題に発展するので治療をしに病院に行くのです。
日本ですと、例え早漏で悩んでセックスレスになったとしても、そこはセックスレス大国ですから、大きく問題視されることも少ないでしょう。セックスレスのまま家庭はなんとなく続くのでしょう。
夫婦にとっての性的活動の持つ意味合いが日本は低すぎるのですね。悲しいことに・・・
学会の詳細は長くなるのでまたの機会に譲りますが、会場の様子の写真などいくつか掲載しておきます。
TENGAも小さいながらもブースを出展しました。
Men’s Loupeも大好評
先生方もTENGAについて真剣な議論を交わしていました。
TENGAのヘルスケア分野をサポート頂いているDr. Kamnerdsiriが今回学会員による選挙の結果、ISSM(国際性機能学会)の理事に選出されました!
社長の松本も参加し、世界中の先生方との交流を行いました。
TENGA海外部のスタッフと、上海のスタッフとともに
次回の世界性機能学会は2年後の2018年にポルトガルのリスボンで開催される予定となっています。
そのときまでにTENGAのヘルスケア用途の幅と実績を積み重ね、TENGAの新たな側面をより多くの方々にご紹介していきたいと思います
・・・その後スペインではFLIP HOLEでの早漏リハビリに関する学会発表が新聞でも取り上げられました!