こんにちは、ドロシーです。 
先日、趣味で飼育していたナガサキアゲハの幼虫が無事に羽化して蝶になりました。
ハチやハエに寄生されたり、羽化する時に羽が曲がってしまったり、人間が飼育していてもなかなか無事に蝶になるとは限らないので、嬉しい限りです


蛹から羽化し、飼育容器の中で羽を乾かすナガサキアゲハ。 
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さて、本日はの話題はイモムシではなくて!

アメコミ!!


皆さん、アメコミ好きですか?!


わたしは特に好きでも嫌いでもありません!!


しかし、
最近アメコミ原作の洋画にドはまりしている友達に連れだされ、高円寺のアメコミ喫茶に行って参りました!!


さすが高円寺。サブカルチャーの盛んな土地柄か?なんでもありますね。


という訳でやってきました


高円寺駅から徒歩5分ほど、大通りから一本入ったところのビルの3階がお店です。

ちょっと分かりづらい場所ですが、グーグルマップがあればバッチリです

お店に入るとまず、システムの説明。
料金は
1時間600円
2時間1000円
2時間以降は1時間ごとに500円。

ちなみに初めての来店は「初回割引」でアンケートに答えると100円引きになります。

貴重な本を扱っているということで手荷物はロッカーに入れてから席に着きます。


広々と開放的な店内
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窓からは自然光が差し込みます
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ずらっと並んだアメコミバンドデシネの数々
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蔵書数は現在220冊程度。国内の出版社に在庫のある翻訳本はほぼ揃えているそうです。
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お目当てのアメコミを手に取る友人を横目に、私はバンドデシネを選んでみました。
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バンドデシネ(BD)とは、ベルギー・フランスを中心とした地域のマンガです。
日本のマンガとは異なり、フルカラーで大判のハードカバーの装丁、内容もアーティスティックなものが目立ちます。
有名なところでは、映画にもなった『タンタンの冒険旅行』シリーズなどがあります

一冊目はこちらのバンドデシネをチョイス。『ブルーは熱い色』
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フランスの女性作家さんの作品。
後で知ったことですが、『アデル、ブルーは熱い色』というタイトルで映画化もされているそうです。


主人公の少女が青い髪をした運命の女性に出会うお話で、回想シーンではモノクロに青のみがカラー、それ以外は通常のフルカラーと、カラー作品であることを活かした表現が新鮮でした。
現代フランスにおける同性愛者の立たされる困難な状況や、10代の少女の繊細な心の動き、そして衝撃的なラストの展開・・・涙なしには読めない作品です

その後も、イタリアの作家によるセクシーな女の子版ガリバー旅行記『ガリバリアーナ』や、
映画『エイリアン』の初期コンセプト制作も手がけたバンドデシネ作家メビウスの『天使の爪』などを読んで、
あっという間に2時間が経過。

エロティック&キュートな女性版ガリバー旅行記!
ガリバリアーナ

イラストと文章で堪能する官能的で謎めいた世界。
天使の爪



じっくりと本を読んだ心地よい疲労感と共に、カフェを後にしたのでした。


アメコミもバンドデシネも、特別な興味があった訳ではありませんが、行ってみたらとても楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました

日本のマンガとはまた違った世界があって、特に絵やマンガを描かれる方には、刺激になるのではないでしょうか?

ファン同士の交流会のようなイベントも開催されているそうなので、アメコミやバンドデシネが好きだけど、周りに同じ趣味の友達がいない!という方にも心強いですね。


高円寺のアメコミ・BD・海外コミックス日本語翻訳専門漫画喫茶「ACBD」、アメコミ・バンドデシネファンも、そうでない方も気になった方は是非足を運んでみてください~


ドロシーでした



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