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どうも!現在NY出張中のテンガマンです!

現在ボクはNew Yorkで開催中のFashion Week(以下NYFW)のど真ん中にいます!!

それではこの模様をファッションジャーナリスト風にレポートさせていただきます!






Opening Ceremony New Yorkランウェイショーレポート

 

暗闇に轟くエグゾーストノート、立ちこめる煙から除くヘッドライトの光。

2015年の完成に向け、アート、カルチャーを融合した新たな大型商業コンプレックスとして
変貌を遂げようとしているハドソンリバーに浮かぶPier 57で
Opening Ceremony(以下OC)初となるランウェイショーが今、正に始まろうとしていて、
映画Fast Furious(邦題ワイルド・スピード)を彷彿とさせるその演出に、会場の興奮はピークへと達した。


写真



ランボルギーニ、フェラーリ、ベントレー、アストンマーチンなどの高級車が一台、
また一台と姿を現し、広大な倉庫スペースに端から端へと規律良く駐車されて行く。
そして最後の一台が止まると、一瞬の静寂のあと、DJの音楽のスタートが合図となり、
車から一人のモデルが現れ、その広い会場を歩き始めた。

写真 (1)


次から次へと車の中からモデルが現れては、測った様な正確な距離を保ちながら、会場を歩き始める。
そのモデル達はOCの2014新作の服に身を包み、尚もPier 57の四辺に作られたランウェイを
等間隔で練り歩くが、一辺は恐らく100m以上有り通常のランウェイでの歩く距離とは
比べ物にもならない距離だ。
その計算され尽くされた演出はファッションショーと言うよりは、
もはやエンターテイメントショーで、会場からの拍手は鳴り止まない。


写真 (2)



その衝撃的な演出にも目が慣れると、ようやく服の方に注目する余裕が出来て2014の新作を暫し観察する。
カジュアルな見た目の物からエレガントなドレスまで幅広いデザインをショーケースしており、
自社での初めてのショーとは言え、これまでOCが蓄積してきた経験と、
11年目を迎えるブランドとしての円熟味が現れたショーだった様に思える。


約30分のショーは終盤になり、最後のモデルが定位置についたところで音楽が止まり、
すると会場の袖からメインデザイナーのCarolとHumbertoが現れて、
会場からは更に大きな拍手が巻き起こる。
少し照れた様にCarolとHumbertoは足早に、袖に戻って行った。
そこで間髪入れずに、観客席の奥のほうからスポットライトに照らされながら出口に向かって歩いて来る一団。最初は誰もがその存在が誰か気付かなかったが、ようやく出口に差し掛かった時に、
会場から声が上がり、それが今をときめくJustin Beiberだと言う事が分かった。
写真をお見せできないのが残念だが、その他にもRihannaも会場に姿を現し、
アフターパーティーまで滞在して会場に華を添えていた。



さて、その後はアフターパーティーと言う事で、このランウェイショーの会場を
今度はパーティースペースに作り直すと言うかなり大規模などんでんがあり、
その間はPier 57の入り口にあるマーケットプレースに全ての来場者が移動して、
お酒を飲んだり、ライブミュージックを聞いたりしながら暫し思い思いの時間を過ごす。
NYFW期間中はここでOCの常設展示が有り、
前回ご紹介したOC x TENGAの新商品もここで販売している。


今夜はこのマーケットプレース会場で一夜限りのOC x TENGAブースが登場し、
来場者には750個の配布が行なわれ、好評のうちに全てが無くなった。
その他にはセレブリティを含むVIPゲストにはギフトバッグも配られており、
その中にはOC x TENGAも入っているので、またFrank Oceanの時の様に思わぬところで
話題になるかも知れない。


写真 (5)
奇麗なお姉さんも配布にご協力


写真 (4)


写真 20w
会場で配布されたOC×TENGAカップはこちら

その後は会場の準備が整い、また全ての人がパーティー会場へと戻り、
夜の深い時間まで楽しい時間を過ごした。


New York Fashion Weekの一番のイベントにするつもりで準備をしているとは、
早くの段階からスタッフから聞いていたが、最初から最後まで抜かりの無い今回のこの演出。
正に今回のNYFWの大きな話題となったのでは無いだろうか。



また、

イベントの詳細はOCオフィシャルサイトにも掲載されています。

http://www.openingceremony.us/entry.asp?sid=5