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みなさんこんにちは!きなこです!
みなさんこんにちは!きなこです!
先日実家のある沖縄へふらっと里帰りをしてきました。
今回は、初めて自転車を飛行機で運んでみました。
そこで、そのために何をしたのか、気づいたこと、などを書きたいと思います。
※今回利用したエアアジアイメージ画像輪行するためには何が必要なのか?
今回沖縄までの航空会社は「エアアジア」を利用しました。
エアアジアのサイトを確認したところ、輪行のためには下記のような条件があります。
エアアジアのサイトを確認したところ、輪行のためには下記のような条件があります。
自転車用バッグ、保護ボックスか保護袋、またはプラスチックラップで適切に包まれた自転車のみお預かりします。ほぼすべての自転車バッグは標準的な大きさのため、すべての自転車用バッグをひとつまでお預かりします。自転車用バッグ、保護ボックスか保護袋、またはプラスチックラップで包まれていない自転車はお預かりできませんのでご了承ください。搭乗者様お一人につき自転車1台までとさせていただきます。
自転車の輸送方法・ハンドル:ハンドルは車体に沿うよう倒してください。・ペダル:他の自転車や受託手荷物を破損しないように、ペダルは取り外して機内に持ち込むか、受託手荷物としてお預けください。・ギア:ギアは破損しないよう保護してください。・タイヤ:空気を抜いてください。・マッドガード(泥除け):マッドガードは取り外すか、破損しないよう保護してください。・紛失しやすいアイテム:ポンプやライト、自転車用のウォーターボトルなど紛失しやすいアイテムは、しっかり自転車に固定するか、取り外してまとめてから受託手荷物としてお預けください。
とりあえず、この指示通りの準備をする必要があります。
また、航空券予約時に予め予約をする必要があります。重さによって金額が変わるのですが、国内線の場合の料金はこのようになっていました。
15kgまで:1800円20kgまで:2000円25kgまで:2600円30kgまで:3000円35kgまで:3800円40kgまで:4600円
自転車の重さが9kg程度でしたので、とりあえず一番重さが近くて安い15kgで予約をしました。
梱包方法を考える
上記の条件を見る限り、エアアジアで輪行するためには、輪行袋などに入れて運ぶ必要があります。
※輪行袋例
しかし、自転車に詳しい友人に相談してみたところ、「手荒に扱われる可能性があるから、輪行袋だと不安かも。飛行機での輪行は段ボール箱で梱包して預けることが多いよ」とのアドバイス。
しかし、自転車に詳しい友人に相談してみたところ、「手荒に扱われる可能性があるから、輪行袋だと不安かも。飛行機での輪行は段ボール箱で梱包して預けることが多いよ」とのアドバイス。
そこで、色々と調べた結果、コーワコーポレーションさんのBTB輪行箱を購入することに決定しました!
自転車の右にあるのが輪行箱です。梱包時の包み紙などは緩衝材として利用できるので、無駄が無く非常にエコです。
これらの箱を、自分で組み立てていきます。
まずは箱の底面をガムテープでしっかりととめます。
続いて上のフタになる部分を、ガムテープでとめます。
箱の中に中敷きをいれます。
次に、箱の中で自転車を固定する固定キットを組みます。
このように、備え付けのバンドを使用することで、固定キットと自転車をしっかりと固定できます。
あとは、先ほどの輪行箱のなかにこの状態のまま入れて、緩衝材などもつめます。
最終的にフタを閉め、別途購入したBTB箱専用の結束バンドでしっかりととめます。
この結束バンドはマジックテープ式になっているので、付け外しが簡単なのが特徴です。
また、取っ手を取り付けることが出来るので、持ち運びしやすいです。
以上で、輪行箱への梱包が完了です。
とても頑丈に梱包できますので、手荒に扱われてもちょっとやそっとでは、びくともしなさそうでした。
※正確な自転車の分解方法、輪行箱の使用方法はメーカー説明書をご確認ください。
他にあるといいもの
スポーツバイクは基本的に、工具を使わずに分解・組み立てが可能です。ですが、オプションパーツの取り外しなどには、やはり工具が必要になることもあります。
今回は、自転車用サイドミラーをつけ外しするときに役立ちました。
いざ空港へ
輪行箱への梱包もおわり、準備万端、いざ空港へ!
すると、「中の梱包状態を確認したいので開けて下さい」と言われました。
今回は結束バンドにマジックテープを使用しているため、明け閉めが非常にスムーズに出来ました。
輪行初心者だとついうっかりガムテープなどでガチガチに補強してしまいそうですが、それではとっさの開け閉めに対応出来ません。
このマジックテープバンドがあるおかげで、非常に助かりました。
中を確認すると、「タイヤに空気が入っていますので抜いて下さい」とのこと。ネットで検索をすると「飛行機に乗せるときは空気を抜かなくても問題なし」という情報をいくつか見つけたので、抜かなくてもいいものと思い込んでいましたが、エアアジアに関しては空気抜きが必須です。
空気抜きが必須ということは、到着後のための空気入れも必須と言うことです。
空気入れを持参していなかったため、沖縄で買うことになりました。
空気入れを持参していなかったため、沖縄で買うことになりました。
空港でトラブル発生!?
窓口で自転車を預けようとすると、「23kgなので8kgオーバーですね。超過料金がかかります。」とのこと。
自転車は10kg程度なのですが、輪行箱が丈夫な素材ですので箱だけで7kgあります。
そのほかにも空きスペースにお土産を入れたりしていたので、重量がオーバーしていることは想定済みでした。
そのほかにも空きスペースにお土産を入れたりしていたので、重量がオーバーしていることは想定済みでした。
分かりました、いくらですか、と財布を開こうとすると、
「1kgにつき1500円かかりますので、8kgだと12000円ですね。」
!?
そうなんです。
予め予約をする場合は、15kg・1800円、25kg・2600円と非常にリーズナブルなのですが、窓口での超過料金の場合は1kg・1500円という金額が容赦なく請求されます。
12000円といえば、エアアジアで成田沖縄を往復出来る莫大な金額。
あわてて輪行箱を開封し(マジックテープバンドでよかった!)自転車以外の小物類を全て別のカバンに移し替えました。
その結果「18kgですね。追加料金4500円です。」となりました。4500円を支払い、自転車を預けて飛行機へ。
思わぬ出費に肩を落としながら、沖縄へいくのでありました・・・
まとめ
今回の反省をふまえ、輪行の注意点をまとめたいと思います。
- 安全性を重視するなら輪行袋よりも輪行箱
- マジックテープバンドだと開け閉めしやすいので便利
- タイヤの空気は抜くこと
- 到着後のために空気入れも必要
- 超過料金がとにかく高いので、余裕をもって30kgや40kgで予約する
(空きスペースにお土産など入れて持ち帰れますし!)
みなさんも、是非愛車を輪行して、色んな土地でのサイクリングを楽しんでみて下さいね!
本島南部にある知念岬。
海に囲まれているオススメのスポットです。