TENGA BLOGをご覧の皆様、お初にお目にかかります。MKDと申します。
私、TENGAきっての硬派で通っておりまして、ブログ感に乏しい文章となってしまうことをお許し下さい。



さて、去る3月3日(土)、弊社社長の松本、トンガリさん、私MKDの3名は新潟に行って参りました。
目的はもちろん、米どころ新潟の地酒を、そして地魚を堪能し尽くすこと!
・・・ではなく、「にいがた思春期研究会」様の研修会へ参加するためです。

「にいがた思春期研究会」様は、
性行動の活発化・低年齢化、これに伴う望まれない妊娠や中絶、性感染症の増加、といった問題を抱える思春期の青少年に対し、職域を超えた連携による適切なサポートを行うことを目的に活動されている団体で、平成14年の設立以来約10年の歴史があります。
メンバーの皆様のご職業も、助産師、養護学校教諭、看護師、警察官など多岐に渡っています。
そんな皆様の研修会に、なんと松本が講師としてお招きに預かったのでした。


日本海を望む、新潟青陵大学の美しいキャンパスを抜け、会場となる講堂へ。
すると講堂正面に掲げられた演題。
「男性の生理機能から 最近の傾向とその対応-機能的で心躍るウェルネス・グッズ『テンガ』の秘密」
ううむ、アカデミック。身が引き締まる思いです。


程なくして講演がスタート。
まずは自己紹介がてら、TENGAの誕生秘話やこれまでの歩み、現在のラインナップなどをご説明。

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CUPやEGGを手にしての松本の説明にも力が入ります。
いらしていたほとんどがご婦人だったこともあり、当初こそピンとこない様子の方もいらっしゃいましたが、それぞれのPVを流すと会場のあちこちから「へえー」「おおー」という声が。
(PVをまだ見たことがない、という方、是非当サイトの各商品ページでご覧下さい。商品一覧はこちら


続いて今回の本題、思春期男子の性教育に対するTENGAとしての提言です。



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TENGA自体は18歳以上対象商品ですが、我々はこれまでの膣内射精障害治療への取り組みの中で、
思春期における間違ったマスターベーション方法の習得が膣内射精障害の大きな要因の一つだと学んできました。
また、マスターベーションに対して過度な罪悪感を抱えて思春期を過ごした場合、
心身の成長や将来の性生活に悪影響を及ぼす可能性もあります。
だからこそTENGAは、「適切な性欲のコントロールは健全な生活の営みにつながる」という理念のもと、
民間企業という立場からマスターベーション教育を含む男子性教育を活性化していきたい、と考えています。

講演終了後の質疑応答では、会場の皆様から多くのご質問が寄せられました。そのうちの最後の質問は、
「『草食系男子』と呼ばれるような、生身の女性との付き合いを面倒がる若者にTENGAが普及すると、
TENGAで満足してしまってますます少子化が進むのではないでしょうか?」というものでした。

しばしの沈黙の後、松本はこう答えました。


「難しい問題です。しかし、TENGAはあくまで性欲をコントロールするための道具であるのに対し、セックスの目的は愛し合うパートナーとのコミュニケーションであり、本質的に別物だと思います。
TENGAを使ったからと言って、愛する人とのコミュニケーションへの欲求がなくなることはありません。」



皆様は、どうお考えになりますか?